高知県三原村　

＊参考資料　『日本城郭大系』　『土佐の山城』（ハーベスト出版）

＊参考サイト　城郭放浪記

上長谷城（三原村上長谷）

＊鳥瞰図の作成に際しては『土佐の山城』（ハーベスト出版）の図を参考にした。

　上長谷城の場所。

　比高50ｍほどの山稜で、南側の民家の辺りから登城道があり、比較的整備された山を登って城内に到達できるらしい。

　ところがこの日降っていた雪が、三原村に近づくにつれて激しくなっており、だんだん路面にも積もってきていた。乗っていたレンタカーはノーマルタイヤであったため、これ以上進んで行くのはあまりにも無謀である。

　といったことで、城まで到達することもかなわなかった。悔しいので、参考までに『土佐の山城』jの図をもとにした鳥瞰図を掲載しておく。

　山頂部分の主郭の下に腰曲輪を配置し、東西の尾根にそれぞれ2本の堀切を入れて区画するといった形態の山城であるらしい。

　雪の降らない時期にリベンジしたい。

こんな感じですっかり雪に埋もれていた。	道路にも雪が積もりつつあったので、この辺りまでが限界だった。
上長谷城の城主は武光兵庫であった。武光氏は一条氏の家臣であり、長宗我部氏と戦って滅亡したと言われているが、詳しいことはよく分からない。